
「未知」だった状況が、
当たり前の「既知」になってきた
2018年9月にcOAlition Sが示した「Plan S」は、これまでのOA化に向けた取り組みを
さらに画期的に加速させるための道標を示すものでした。
この提起は、出版社のみならず学会や著者、図書館をも巻き込んだ議論へと発展し、
つい最近まではPlan Sへの対応をどのように進めるかが学術コミュニケーションの大きな関心事であり、
20年以上の歳月を経てもいまだOA化途上にいた多くの関係者にとっては「未知」への挑戦であり、
さまざまイニシアチブが準備されてきました。
しかしこの「未知」の状況は2年間で大きく変わってきています。
すでに図書館、研究機関、学会・出版社が共同して推し進めているTA(転換契約)は、
全世界での拡大が加速しており、今後の学術情報流通の主流になろうとしています。
国内でもTAに向けた取り組みが実現しており、
これまでは「未知」であった状況は「既知」の状況へと変わりました。
現在は、TAを軸としたOAへの取り組みをどのように発展させるか、
またそれは学術コミュニケーションが抱える課題への解決につながるのかが、
次に直面する大きな課題となっているように思われます。
今回の学術情報ソリューションセミナーが、このような状況について共通の理解を深める場になれば幸いです。
PROGRAM
Day1
7
12
水
13:30~13:45
13:45~14:45
14:45~14:55
14:55~15:05
15:05~15:15
15:15~15:40
15:40~15:55
15:55~16:05
16:05~16:35
16:35~16:45
主催者挨拶
【 講演 】
医中誌120年の歩みとこれからの展望
NPO 医学中央雑誌刊行会 データベース事業部
松田 真美 様

【 e-Port Update 】
医中誌Webをさらに使いやすく
~医中誌Webナビゲートページのご紹介
株式会社サンメディア e-portカンパニー 前田 亜寿香
休憩
【 学術情報のトレンドと最新情報 】
科学的知見のオーディエンスを広げる
マルチメディア・オープン出版サービス
株式会社カルガージャパン シニア ビジネス デベロプメント マネージャー 小林 真紀 様

【 事例発表 】
住友ファーマ(株)所蔵図書の
電子化推進について
SMPビジネスパートナーズ株式会社 泰間 万里子 様
【 Sunmedia Update 】
奥が深い文献データベース検索
著者名検索はホントに簡単?
株式会社サンメディア Research Solutions 土屋 恵子
休憩
【 e-Port Update 】
「AIを使った文献評価:発見した文献の評価を引用文献から知る」
co founder and CEO of scite Josh Nicholson様
株式会社サンメディア
翌日のご案内
Day2
7
13
木
13:30~13:45
13:45~14:45
15:05~15:35
15:35~15:45
15:45~16:10
16:10~16:40
16:40~16:50
主催者挨拶
【 講演 】
企業内における他人の著作物利用上の注意点
―職務著作、複製、引用、翻訳、翻案などー
高樹町法律事務所 弁護士(日本・ニューヨーク州)
小林 利明 様

【 学術情報のトレンドと最新情報 】
OUP製品アップデート
オックスフォード大学出版局
英国物理学会出版局のTA展開について
IOP英国物理学会出版局東京事務所 IOPP Regional Sales Manager 木戸口 学 様
Thiemeのデジタルソリューションとサービス
- 新たな価値の創造 Adding value beyond content -
Thieme´s digital solution and services
Thieme Group
Sales Manager APAC Dirk Fingerhut 様
Sales Associate 大西 里奈 様
休憩
【 Sunmedia Update 】
文献の入手と管理を効率的に行うための
ワークフローソリューション
-クラウド型データベースNPAや文献管理ツールRefWorksを
用いた文献の電子化利用と運用について-
株式会社サンメディア Article Solutions 古賀 めぐみ
【 講演 】
JUSTICEのOA2020ロードマップ:
改訂とこれから
国立情報学研究所 学術基盤推進部
図書館連携・協力室(JUSTICE 事務局) 山崎 裕子 様

翌日のご案内
14:45~14:55
【 Sunmedia Update 】
著作権法だけではわからない、転載時の注意事項
株式会社サンメディア CCS権利処理推進室 堀 恭子
14:55~15:05
休憩
Day3
7
14
金
13:30~13:45
主催者挨拶
13:45~14:45
14:45~14:55
休憩
【 講演 】
知と無知の歴史における図書館の役割
東京大学 大学院総合文化研究科 科学史・科学哲学研究室
鶴田 想人 様

14:55~15:25
【 学術情報のトレンドと最新情報 】
日本におけるオープンサイエンスの展望
ケーススタディ:Japan Institutional Gateway(F1000)
supported by the University of Tsukubaプロジェクト
Taylor & Francis Group Business Development Manager
山之城 チルドレス 智子 様
研究、学習を支援するWileyの多様なコンテンツ
ワイリー・パブリッシング・ジャパン株式会社
濱野 聖子 様
研究の意思決定を導くためのソリューションNature Research Intelligence
シュプリンガーネイチャー 松川 慶太郎 様
15:25~15:35
休憩
15:35~16:45
【 講演 】
研究・学習・図書館支援 - 新生クラリベイト
クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
Regional Sales Director, A&G Clarivate Japan
渡辺 麻子 様
16:45~16:55
閉会の挨拶
※プログラムは変更となる場合がございます。
アンケートに答えてプレゼントをもらおう!
毎年大好評のプレゼント企画を今年も実施します。
今年は3日間ともアンケートにお答えいただいた方に抽選で豪華景品が当たります!
ぜひ3日間ともご協力をお願いいたします。

協賛・協力出版社
学術情報ソリューションセミナーは下記の皆様にご協力をいただいております。
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IOP英国物理学会出版局東京事務所
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OUPオックスフォード大学出版局株式会社
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株式会社カルガージャパン
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クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社
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シュプリンガー・ネイチャー
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Taylor & Francis Group
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Thieme Publishing Group
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ワイリー・パブリッシング・ジャパン株式会社
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参加申し込み方法
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本セミナーは【Zoom】を利用したオンラインセミナーです。
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本セミナーは日本語での字幕付き配信に対応しています。ご希望の方は「字幕付き配信希望」とご記入ください。
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同一メールアドレスで複数名のお申込みをいただいた場合、最初にお申込みをいただいた方のみに接続用URLをお送りします。
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お申込みいただいた方には、後日録画を視聴いただけるURLをお送りいたします。全てのプログラムにはご参加いただけない場合も、ぜひお気軽にお申込みください。
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